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環境ゼミナール(開催回で検索)


◇第61回〜70回開催分のご報告(2007年4月〜2007年7月)
 
◆「第61回環境ゼミナール」のご報告 2007年4月18日
 
◆「第62回環境ゼミナール」のご報告 2007年4月25日
 
◆「第63回環境ゼミナール」のご報告 2007年5月16日
 
◆「第64回環境ゼミナール」のご報告 2007年5月23日
 
◆「第65回環境ゼミナール」のご報告 2007年5月30日
 
◆「第66回環境ゼミナール」のご報告 2007年6月6日
 
◆「第67回環境ゼミナール」のご報告 2007年6月13日
 
◆「第68回環境ゼミナール」のご報告 2007年6月27日
 
◆「第69回環境ゼミナール」のご報告 2007年7月4日
 
◆「第70回環境ゼミナール」のご報告 2007年7月11日
 
 
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◆「第61回環境ゼミナール」のご報告

日 時:2007年4月18日(水)17:00〜18:30

テーマ:私たちのまわりのアスベスト〜その使用と安全性を問う

講 師:永倉 冬史 氏
       中皮腫・じん肺・アスベストセンター 事務局長
       アスベスト根絶ネットワーク 代表

場 所:財団法人日本環境財団

 永倉 冬史氏に「私たちのまわりのアスベスト−その使用と安全性を問う」をテーマにご講演いただきました。
 アスベストは吸入後身体的な症状がでるまでの時間が長く、発症してから進行する時間が早いという点がアスベストによる人体への被害の特徴であるといえます。よって、病状の早期発見、アスベスト使用建造物の根絶が重要かつ効果的な解決策であります。
 最近ではアスベスト撤去が進んでいるように見えますが、アスベスト使用の廃墟が子供達の遊び場となり、地震により古い建物が倒壊し、地元住人の方を始めボランティアの方もアスベストの危険の中で活動をしている現状など、今後の対策についても考えさせられるゼミナールとなりました。
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◆「第62回環境ゼミナール」のご報告

日 時:2007年4月25日(水)17:00〜18:30

テーマ:新しい滞在型観光による地域活性化

講 師:篠崎 宏 氏
       株式会社ツーリズム・マーケティング研究所 主任研究員

場 所:財団法人日本環境財団

 篠崎 宏 氏に「新しい滞在型観光による地域活性化」をテーマにご講演いただきました。
 全国のシニアを対象に、単なる旅行ではなく地域に長期滞在をしつつ、大学で様々なジャンルの講義に参加するといったシニアサマーカレッジについてご紹介いただきました。
 国立大学法人・地域と連携し事業を進行していく事で、少子化・人口減少といった大学・地域の問題解決の糸口となり、地域の活性化につながっていく取組みといえます。
 団塊の世代が退職期を迎え、生涯学習への意識の高まりに伴い、ますます発展していくことが期待されます。
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◆「第63回環境ゼミナール」のご報告

日 時:2007年5月16日(水)17:00〜18:30

テーマ:次代を担う子供たちに美しい地球を託していきたい
       〜世界自然・野生生物映像祭は、今年で16年目

講 師:藤井 千津子 氏
       特定非営利活動法人地球映像ネットワーク 理事長

場 所:財団法人日本環境財団

 藤井千津子氏に「次代を担う子供たちに、美しい地球を託していきたい〜世界自然・野生生物映像祭は、今年で16年目」をテーマにご講演いただきました。
 氏が理事長を務める NPO法人地球映像ネットワークでは、1993年より世界自然・野生生物映像祭を隔年富山で開催しています。
 前回は30カ国、331作品の応募があり、また観客も約2.3万人と大変大きな規模の映像祭です。
 地球自然や野生生物の現状を、映像を通じて多くの人たちに伝え、地球環境保護への理解と関心を高めることを目的として今後も広く活動をされていくとのことです。
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◆「第64回環境ゼミナール」のご報告

日 時:2007年5月23日(水)17:00〜18:30

テーマ:日本の伝統空間から子どもたちに環境を伝える
        〜学生参画で行った「人間温度計になろう!WS」の
                              活動報告と今後の展望〜

講 師:古谷 聡子 氏
       株式会社産学共同システム研究所

場 所:財団法人日本環境財団

 古谷聡子氏に「日本の伝統空間から子どもたちに環境を伝える〜学生参画で行った『人間温度計になろう!WS』の活動報告と今後の展望〜」をテーマにご講演いただきました。
 子ども達に様々な空間における温度差を、肌で体感してもらうことを目的として学生主体で行なわれたワークショップ『人間温度計になろう!WS』の活動内容についてご紹介頂きました。
 今後、産学官、NPO等の団体と学生との連携により、広く子ども達へ学習の場を提供することが可能となります。
 その連携の橋渡し役となるコーディネーター、システムの必要性についてお話下さいました。
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◆「第65回環境ゼミナール」のご報告

日 時:2007年5月30日(水)17:00〜18:30

テーマ:やってみよう!雨水利用

講 師:高島 修 氏
       墨田区地域振興部 環境担当
                環境保全課 環境啓発担当 主任主事

場 所:財団法人日本環境財団

 高島修氏に「やってみよう!雨水利用」をテーマにご講演いただきました。
 都内では、年間に使われる水道水を上回る量の雨が降っています。 墨田区 では25年前から屋根に降る雨を集めて利用するシステムを構築し、洪水対策・渇水対策・震災対策・環境対策のため雨を活かす運動に取り組んでいます。
 また、区内における雨水タンクの設置に助成金を交付するなど、現在ではお店でのトイレの流し水、家庭での植木散水と民間レベルにまで雨水利用は広がりを見せています。
 今後こうした取組みが全国、世界へと広がっていくことが期待されます。
【墨田区  雨水利用活動 テレビ放映スケジュール】
 来週、墨田区のさくらケーブルテレビで雨水利用ガイドマップの作成について放送されます。
 2007年6月3日〜9日 9時/12時/15時/18時  1日4回です。
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◆「第66回環境ゼミナール」のご報告

日 時:2007年6月13日(水)17:00〜18:30

テーマ:パレスホテルの「循環型リサイクルシステム」

講 師:笹本 猛 氏
       株式会社パレスホテル マーケティング部 広報室室長

場 所:財団法人日本環境財団

 笹本猛氏に「パレスホテルの『循環型リサイクルシステム』」をテーマにご講演いただきました。
 平成4年よりパレスホテルでは、環境対策に取り組んでいます。当初は工場で開始した鶏ガラをバイオ処理によりペットフードの飼料とする(現在は肥料として農家へ提供)取り組みも試行錯誤を重ね、現在ではパレスホテル本社の生ゴミを堆肥化して販売するまでになっています。
 中でも2000人を超す従業員にゴミ分別の必要性を説き、徹底した分別が実行されるまでが一番苦労されたとの事です。
 企業の中だけではなく日常生活においても、個人個人がゴミについて分別意識を高めることが一番の環境対策なのではないかと考えさせられるゼミナールとなりました。
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◆「第67回環境ゼミナール」のご報告

日 時:2007年6月6日(水)17:00〜18:30

テーマ:サラリーマンから有機農業へ

講 師:木村 誠 氏
       有限会社TKF 代表取締役

場 所:財団法人日本環境財団

 木村誠氏に「サラリーマンから有機農業へ」をテーマにご講演いただきました。
 農業を始めるきっかけは、土壌改良剤の製造会社でミネラル液(岩石からミネラル分を抽出した液体で、農産物を健全に育てるためのもの)に携わったことです。
 そこで、農薬、化学肥料を使わずに経営として成り立つ農業を始めました。
 農業で一番大切なところは土壌つくり。卵の殻を使ったり、米糠から堆肥を作ったり、自然界にあるものを用いて良い土をつくれば、健康にもよいおいしい野菜ができます。
 参加者のみなさんも木村氏が栽培した野菜を試食し、良い土=おいしさに納得されたようです。
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◆「第68回環境ゼミナール」のご報告

日 時:2007年6月27日(水)17:00〜18:30

テーマ:遊牧の論理が支えるエコロジー

講 師:笹井 宏益 氏
       国立教育政策研究所 総括研究官

場 所:財団法人日本環境財団

 笹井宏益氏に「遊牧の論理が支えるエコロジー」をテーマにご講演いただきました。
 遊牧民は5000年前より同じ生活をしています。
 自然に手を加えるのではなく、草木を求めて移動をしています。
 食料も必要な分だけを用意することで、過剰分を出さず、家畜の糞でさえも燃料として利用する環境にやさしい生活をしています。
 こうした古くからの生活習慣が結果としてエコロジーとなっています。
 笹井氏は、ゴミ問題をどうするのかではなく、ゴミを出さない生活を考えることが大切とのお考えをお話くださいました。
 自然の中で暮らし、自然と共生している遊牧民のくらしをお手本に、私達も環境保全への取り組みについて考えさせられるゼミナールとなりました。
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◆「第69回環境ゼミナール」のご報告

日 時:2007年7月4日(水)17:00〜18:30

テーマ:ビール酵母が農業をかえる?

講 師:北川 隆徳 氏
       アサヒビール株式会社 事業開発研究所 主任研究員
       アサヒフードアンドヘルスケア株式会社 食品事業本部

場 所:財団法人日本環境財団

 北川隆徳氏に「ビール酵母が農業をかえる?」をテーマにご講演いただきました。
 野菜は緑色が濃い方が良いといった認識があるため、現在の農業では農薬、化学肥料を多投しています。
 それにより野菜に蓄積される硝酸態窒素が多くなり、人体への悪影響、野菜自体の免疫力低下、肥料残留による土壌汚染といった問題が挙げられます。
 そこで野菜を本来の健康な状態にするため、ビール酵母から作られた肥料を使用することで、発根・養分吸収促進、免疫力向上、光合成促進、収量増加、食味・機能成分の向上といった効果も確認されています。
 今後、安全・安心な農作物への貢献、農薬・残留肥料による環境汚染の軽減といった、人にも地球にもよい環境つくりを目指していかれるとのことです。
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◆「第70回環境ゼミナール」のご報告

日 時:2007年7月11日(水)17:00〜18:30

テーマ:羽ばたけ!未来の産業人
       〜起業家教育を用いた地域人材育成 実践例〜

講 師:渡辺 彩子 氏
       株式会社セルフウイング シニアトレーナー

場 所:財団法人日本環境財団

 渡辺彩子氏に「羽ばたけ!未来の産業人〜起業家教育を用いた地域人材育成 実践例〜」をテーマにご講演いただきました。
 渡辺氏は主に小学生から大学生までを対象とした起業家教育プログラムの企画・運営をされており、今回は小学生、高校生を対象とした実施例を、映像を含めてご紹介していただきました。
 小学生のプログラムでは会社設立から決算報告までの一連の流れを疑似体験しコミュニケーション力、行動力、創造力、さらに企業と地域とのつながりを学びます。
 こうした教育活動は続けることにより人材育成につながるため、地域に根付いた活動を目指し、継続させていくことが大切とお話くださいました。
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