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環境ゼミナール(開催回で検索)


◇第51回〜60回開催分のご報告(2006年12月〜2007年4月)
 
◆「第51回環境ゼミナール」のご報告 2006年12月6日
 
◆「第52回環境ゼミナール」のご報告 2006年12月13日
 
◆「第53回環境ゼミナール」のご報告 2007年1月17日
 
◆「第54回環境ゼミナール」のご報告 2007年1月24日
 
◆「第55回環境ゼミナール」のご報告 2007年2月7日
 
◆「第56回環境ゼミナール」のご報告 2007年2月14日
 
◆「第57回環境ゼミナール」のご報告 2007年2月28日
 
◆「第58回環境ゼミナール」のご報告 2007年3月7日
 
◆「第59回環境ゼミナール」のご報告 2007年3月14日
 
◆「第60回環境ゼミナール」のご報告 2007年4月11日
 
 
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◆「第51回環境ゼミナール」のご報告

日 時:2006年12月6日(水) 17:00〜18:30

テーマ:アジア環境地政学と環境プロジェクト

講 師:緒方 俊雄 氏
       中央大学経済学部・大学院 教授
       財団法人日本環境財団 理事

場 所:財団法人日本環境財団

 中央大学経済学部・大学院教授であり、当財団理事でもある緒方俊雄氏に「アジア環境地政学と環境プロジェクト」についてご講演いただきました。
 生態経済学(Ecological Economics)は、生態学(エコロジー)と経済学(エコノミー)を融合した新しい経済学です。
 氏はこの学問を応用した新しい経済の形を追究するため「アジア地球環境プロジェクト」を運営し、中央大学の学生さん達とともにアジア諸国における地域開発や環境ビジネスに取り組んでいらっしゃいます。
 講演では、この活動のご報告と近代から現代アジア諸国の情勢や環境問題の現状をお話いただきました。
 中国では「退耕還林政策」が行われることによって、新たな出稼ぎ者を生んだり、タイでは大量消費社会になってから河川が汚染されるなど、経済と環境は密接な関係があります。
 氏はプロジェクトの一環として「アジア環境パートナーシップ」を発足させ、主にベトナムで中央大学と現地の学生が共同で植林や環境調査を行っています。中でも植林は少数民族と現地の学生との貴重な交流の場ともなっているようです。
 近年、ベトナムでは経済開発によって森林劣化問題が起こり、少数民族による「ソンパ(森の監視人)制度」が再検討される中、今後もこの活動が重要となってくることでしょう。
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◆「第52回環境ゼミナール」のご報告

日 時:2006年12月13日(水)17:00〜18:30

テーマ:宇宙の環境問題 〜宇宙ごみの現状〜

講 師:相馬 央令子 氏
       東京理科大学大学院
             工学研究科電気工学専攻 博士後期課程

場 所:財団法人日本環境財団

 相馬央令子氏に「宇宙環境問題〜宇宙ごみの現状〜」についてご講演いただきました。
 氏は東京理科大学大学院修士課程(電子工学専攻)を修了されて、現在同大学院の博士後期課程に在籍されています。
 研究に従事する傍ら、現在注目されている国立科学博物館主催の「サイエンスコミュニケーター養成実践講座」の第一期生として、サイエンスコミュニケーション活動に積極的に取り組まれていることもあり、この日もご自身が日々取り組まれている「宇宙ごみ」((space debris)を取り巻く環境問題についてわかり易くご説明いただきました。
 宇宙に浮遊している物体のうち、稼働中の人工衛星が5%に対して、宇宙ごみは95%にも及ぶこと、宇宙飛行士が落とした手袋が時速26,000kmで地球の周りを飛び回り続けたエピソードなど、宇宙ならではのスケールの大きな話が盛りだくさんでした。
 参加者は模擬実験で宇宙ゴミに想定した飛翔体によって貫通したアルミニウム製の試料を手に取り、その衝突力に驚くなど貴重な体験が出来たようです。近年、地上への落下報告も多数あり、人工衛星の打ち上げへの支障も懸念されている宇宙ごみ問題は、私達の生活への影響も深く考えさせられたお話でした。
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◆「第53回環境ゼミナール」のご報告

日 時:2007年1月17日(水)17:00〜18:30

テーマ:「京都議定書」の功罪と第二約束期間に向けた日本の戦略(試論)

講 師:武山 尚道 氏

場 所:財団法人日本環境財団

 武山尚道氏に「『京都議定書』の功罪と第二約束期間に向けた日本の戦略」について、氏の試論をご講演いただきました。
 地球温暖化防止を目的とした京都議定書は、数値目標を取り入れた国際取り決めとして画期的であり、日本国民にとっても思い入れの強いものですが、大きな問題をも抱えています。
 今また締約国会議では2013年以降の第二約束期間に向けた京都議定書の新しい枠組み作りが始まりましたが、崩壊する可能性もあると考えられます。
 本日ご紹介いただいた試論を基に、今後、わが国の対応方向を考えていきたい、とのことでした。
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◆「第54回環境ゼミナール」のご報告

日 時:2007年1月24日(水)17:00〜18:30

テーマ:トイレと環境問題

講 師:上 幸雄 氏
       財団法人日本トイレ協会 理事長
       特定非営利活動法人山のECHO 代表理事

場 所 :財団法人日本環境財団

 上 幸雄 氏に「トイレと環境問題」について、ご講演いただきました。
 誰もが安全に安心して利用できるトイレを整備することで、公衆衛生の面で地域における環境問題に貢献することからスタートなさったという活動も、今では精神衛生の面から社会問題にメスを入れる活動にまで発展されていらっしゃいます。
 かつて、富士山はゴミ問題(不法投棄、登山者のし尿)が改善できず世界遺産(自然遺産)への登録を見送られた経緯がありましたが、このたび、文化遺産としての登録を目指す試みはニュースでも報じられました。
 氏の活動の視点から、この富士山と世界遺産についてやトイレにまつわるたくさんのおもしろいお話をご紹介いただけました。
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◆「第55回環境ゼミナール」のご報告

日 時:2007年2月7日(水)17:00〜18:30

テーマ:真の環境対策とは?

講 師:大島 裕司 氏
       株式会社日本総合研究所 研究事業本部 研究員

場 所:財団法人日本環境財団

 大島 裕司氏に「真の環境対策とは?」について、ご講演いただきました。
 国内各地で起きている環境問題を例に、ご自身で経験された環境対策の現実をご紹介いただけました。
 今後、氏は「@問題解決に向けたシナリオの設定」、「A関係者のパートナーシップの構築」、「B環境影響の可視化」が環境問題において果たすべき役割であるのではないかとお考えになっていらっしゃいます。
 また、地球温暖化対策促進に向けての課題として、過去のデータから予測される危機や未来に起こりうる危機にわたりご紹介くださいました。
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◆「第56回環境ゼミナール」のご報告

日 時:2007年2月14日(水)17:00〜18:30

テーマ:太陽光発電・設置者ネットワークの可能性

講 師:伊藤 まき 氏
       特定非営利活動法人太陽光発電所ネットワーク
                  ソーラーマイレージプロジェクト担当

場 所:財団法人日本環境財団

 伊藤 まき氏に「太陽光発電・設置者ネットワークの可能性」について、ご講演いただきました。
 これまでに氏が携わってこられた様々な活動について、自然エネルギーの可能性について、興味深いお話を聞くことができました。
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◆「第57回環境ゼミナール」のご報告

日 時:2007年2月28日(水)17:00〜18:30

テーマ:地域活性化と環境ビジネス

講 師:橋本 英重 氏
       ミッドメディア有限会社 代表取締役
       早稲田大学 客員研究員

場 所:財団法人日本環境財団

 橋本英重氏に「地域活性化と環境ビジネス」についてご講演頂きました。
 人間にとって大切な環境、人が生活していく為に必要である経済との結びつきを子供達が学ぶことを目的とした体験学習など、氏が携わっておられる活動についてご紹介して下さいました。
 環境活動は経済と結びついておりますが、単なる利益追求としてではなく、個人個人の環境活動に対する価値観を高める地域・コミュニティーの必要性についてお話下さいました。
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◆「第58回環境ゼミナール」のご報告

日 時:2007年3月7日(水)17:00〜18:30

テーマ:ユニバーサルデザイン

講 師:山田 薙夏 氏
       特定非営利活動法人日本ユニバーサルデザイン
               研究機構 主任研究員

場 所:財団法人日本環境財団

 山田薙夏氏に「ユニバーサルデザイン」についてご講演頂きました。
 今までより出来る限り多くの人にとって利用しやすいデザインであるユニバーサルデザインと、特定の方を対象としバリアを除去するためのバリアフリーとの違いなどをクイズ形式でご紹介頂き、大変勉強になるゼミナールとなりました。
 社会環境の変化により、身体能力、理解力が多様化していく中で、時代、状況、目的、対象となる人によりユニバーサルデザインも変化していくといった興味深いお話となりました。
 普段の生活環境、使用している物について「使いやすさ」という面から考えさせられる講演となりました。
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◆「第59回環境ゼミナール」のご報告

日 時:2007年3月14日(水)17:00〜18:30

テーマ:神楽坂に関わる人達

講 師:山下 修 氏
       特定非営利活動法人粋なまちづくり倶楽部 理事
       神楽坂まちづくりの会 代表

場 所:財団法人日本環境財団

 山下 修氏に「神楽坂に関わる人達」をテーマにご講演頂きました。
 若者から外国の方と幅広い層に人気があり、情報番組でも取り上げられる機会の多い神楽坂での「まちづくり活動」をご紹介頂きました。
 環境整備事業の一環として電線地中化を進め、また、まちの案内人「コンシェルジェ」を中心としたイベント、寄席なども実施されていらっしゃいます。
 今後も、まちの個性の源である、歴史、文化、伝統、街並み、景観、環境、コミュニティなどを大切にしつつ、まちづくり活動をされていくとのお話でした。
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◆「第60回環境ゼミナール」のご報告

日 時:2007年4月11日(水)17:00〜18:30

テーマ:新しい環境問題=環境価値を考える
                  〜日本環境財団に期待すること

講 師:吉田 賢一 氏
       財団法人日本環境財団 理事
       株式会社日本総合研究所 主任研究員

場 所:財団法人日本環境財団

 吉田 賢一氏に「新しい環境問題=環境価値を考える〜日本環境財団に期待すること」をテーマにご講演いただきました。
 地球環境、自然環境、都市環境、社会環境、生活環境と多面的要素を併せ持つ環境はビジネスとしての価値も高まっている。
 こうした中で日本環境財団としては、今後、社会への貢献という考えをベースに民間と公共の間に立ち、環境意識向上のために広く環境について情報発信すると共に、地域に根付いた環境活動を進めていく事が日本環境財団の役割である。との今後の日本環境財団の在り方についてお話いただきました。 
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