◆「第130回環境ゼミナール」のご報告 |
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日 時:2010年6月16日(水)17:00〜18:30
テーマ:Czarownica・ポーランドの森に伝わる魔女と自然の話
講 師:宮 江介 氏
東京大学庭師倶楽部 主任研究員
場 所:財団法人日本環境財団 |
宮江介氏に「Czarownica・ポーランドの森に伝わる魔女と自然の話」をテーマにご講演いただきました。
昨年度の「魔女と造園学」をさらに発展させた内容として、今年度もご紹介させていただきます。今回は本年度3回シリーズの第1回目です。
今年の春、東京大学庭師倶楽部の方々は実際にポーランドを訪問し、「魔女と造園学」の研究と魔女文化を体験していらっしゃいました。
テーマにもある「Czarownica」とは、ポーランド語で「魔女」という意味。
私達が想像する「箒にまたがる尖がり帽子のおばあさん」ではなく、「魔女」と思われる方が「普通のナチュラリスト」として暮らしているそうです。 |
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ポーランドには実際に魔女文化があり、魔女と思われる方は魔女特有の潜在能力と知識を持っているそうです。
例えば、ポーランドのオリジナル品であるズブロッカ(ズブロッカ草の香りを添えたウォッカ)の飲みすぎには、色々な薬草の入ったスープを飲んだらすぐに元気になれる!など、他にも研ぎ澄まされた五感で東京大学庭師倶楽部の方々を驚かせてくれたようです。
宮氏には、ポーランドの森・街・人について魔女文化とのかかわりを、多くの写真と共に説明していただきました。
第2回は9月、自然科学で解明する魔女の存在について講演していただく予定です。
魔女の魔法にかかりたい方は、次回をぜひお楽しみに!! |
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「NPO法人ジャパン・フォレスト・フォーラム」の方にもサポートしていただきました |
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