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◆「第116回環境ゼミナール」のご報告

日 時:2009年1月21日(水)17:00〜18:30

テーマ:江戸から学ぶエコ・サイクル

講 師:圓山 稔 氏
       特定非営利活動法人江戸連 理事

場 所:財団法人日本環境財団

 圓山稔氏に「江戸から学ぶエコ・サイクル」をテーマにご講演いただきました。
 戦争とは無縁の平和な世が約270年間も続いた江戸時代。
 江戸の人々の暮らしには、「シンプルかつ自然のリズムに即した生活」といった仕組みが成り立っていたようです。
 まず、現在と著しく違う点は「生産と消費のシステム」ではなか、と圓山氏。
 「大量輸入」と「大量生産」、そして「大量消費」で経済が成り立っている現在とは異なり、江戸では「自国の資源」で「少量生産」したものを「最大限に利用」していたそうです。
 その生活の仕組みは、現在の「サイクルシステム」の手本となるようなもので、「こんなことまで!」と思うような職業が存在しました。
 「金物」や「焼き物」等の修理業はもちろん、「灰」や「(かつらをつくるための)髪」を回収する職業もあったのだとか。
 「江戸の暮らしぶりにすっかり魅せられましてね」とおっしゃる圓山氏が解説する江戸の暮らしぶり。
 いつしか参加者も江戸の街角で暮らしぶりを覗いているような感覚で楽しむことができたようです。
 NPO江戸連では、江戸の魅力を再発見し、楽しむ活動を月に一度の定例会合(「講」と呼ぶそうです)で行っているそうです。
特定非営利活動法人江戸連
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◆「第117回環境ゼミナール」のご報告

日 時:2009年1月28日(水)17:00〜18:30

テーマ:魔女と造園学
       〜ヨーロッパの魔女によるエコツーリズムが
                            森林環境を保全する〜

講 師:磯崎 邦夫 氏
       東京大学庭師倶楽部 顧問研究員
     宮 江介 氏
       東京大学庭師倶楽部 主任研究員

場 所:財団法人日本環境財団

 磯崎邦夫氏、ならびに宮江介氏に「魔女と造園学〜ヨーロッパの魔女によるエコツーリズムが森林環境を保全する〜」をテーマにご講演いただきました。
 日本では、団塊の世代には米国TVドラマ「奥様は魔女」、アラフォー世代にはTVアニメ「魔法使いサリー」、そして近年の子ども達にはTVアニメ「おジャ魔女どれみ」など、「魔女」はイメージや親しみを持ちやすい『キャラクター』でもあります。
 そんな「魔女」をキャラクターとして捉え、「造園学」をわかりやすく解説・解析しようというのがこの研究の背景にあるそうです。
 「魔女」と呼ばれる人たちは、自然の原理を上手に利用する、自然界と文明社会との狭間に位置づけられる人たちだそうで、そんな彼らの知恵を「造園学」の視点から見てみる、というのが磯崎氏や宮氏の手法である。
 実際、研究におけるリサーチによると、「魔女」が持つと考えられている「魔力」は科学的根拠に基づいているそうで、例えば、野草やハーブを使った薬、月齢等を考慮して物事を行うこと等が挙げられます。
 これらの自然の原理を上手に利用する手法を「造園学」に取り入れ、自然との共生を図った森づくりや街づくりを検討するのだそう。
 未来を見据えた森づくりや街づくりが魔女の魔法で夢膨らむ...。
 なんともステキな手法だと思いませんか??
 東京庭師倶楽部では様々な角度から「造園学」の研究を行っており、今後、定期的に日本環境財団の勉強会でご紹介していただけることになりました。
 皆さん、お楽しみに!!
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