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◆「第106回環境ゼミナール」のご報告
日 時:2008年9月3日(水)17:00〜18:30
テーマ:KNTのエコツアーに対する取組み
講 師:
沼野 晴之 氏
近畿日本ツーリスト株式会社 虎ノ門公務旅行支店 次長
大西 めぐみ 氏
近畿日本ツーリスト株式会社 虎ノ門公務旅行支店
場 所:財団法人日本環境財団
旅行をするには絶好の季節『秋』を目前にした9月、国内大手旅行代理店3社を環境ゼミナール講師に迎えて開催する『エコツアー月間』。
第1回目は近畿日本ツーリスト株式会社(KNT)の沼野晴之氏、大西めぐみ氏に「KNTのエコツアーに対する取組み」をテーマにご講演いただきました。
KNTでは、環境に配慮した宿泊施設を利用するツアー商品を取り扱う他、地域活性を目的とした活動を通して、環境啓発や社会貢献を実施されています。
地域の良さを知り、その良さを守るためにごみ拾い等を行うといった環境啓発を盛り込んだウォーキングツアーもその内の1つ。
この種の商品については、次第に参加人数が増えてきている傾向にあり、消費者の環境啓発や社会貢献への意識、商品を取り扱う従業員の意識にも変化が現れてきているのではないかと分析なさっています。
しかし、こういったエコツアーへの関心が高まる一方で、「エコツアーに参加してごみを拾うのに、なぜツアー料金を払うのか?」と問われてしまう現状もある、というお話は印象的でした。
日本では、まだまだボランティアや貢献というものに関する意識が一部にしか浸透していない、また、環境問題は対岸の火と考える方が少なくないのかもしれませんね。
皆さんはどう思われますか??
近畿日本ツーリスト公式webサイト
エコウォーク百選を歩いてみませんか?
(近畿日本ツーリストのサイト)
環境への取り組み(近畿日本ツーリストのサイト)
自然・エコツアー(近畿日本ツーリストのサイト)
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◆「第107回環境ゼミナール」のご報告
日 時:2008年9月10日(水)17:00〜18:00
テーマ:白神山地植林ツアーに参加して
講 師:
高木 理枝子 氏
株式会社JTB首都圏 新宿支店 営業2課 法人営業担当
場 所:財団法人日本環境財団
旅行をするには絶好の季節『秋』を目前にした9月、国内大手旅行代理店3社を環境ゼミナール講師に迎えて開催する『エコツアー月間』。
第2回目は株式会社JTB首都圏の高木理枝子氏に「白神山地植林ツアーに参加して」をテーマにご講演いただきました。
白神自然学校一ツ森校、ならびに赤石地区の農家の皆さん協力の下、都会の子ども向けの環境学習を目的としたツアーに参加した際の体験談を中心にお話をしていただきました。
当初、「田舎の暮らしに馴染めないのではないか?」、「山地で音を上げるのではないか?」という大人たちの心配を他所に、移動中はゲームに夢中になっていた子どもたちがイキイキとした表情で植林やなどの体験学習に参加していたのが印象的だったそうです。
近年注目されている「環境教育」。
都会の子どもたちが自然に触れる機会を子どもたちと緑豊かな地域の人々を旅行業者が橋渡しとなって盛り立てていくスタイルが確立されつつあるとのことでした。
会では、「理解」「実践」「感動」をキーワードにしたエコツアーについてもご紹介いただけました。
今回お話していただいた、自然との触れ合いや農村での生活を体験することで子どもたちが得た掛替えのないもの。子どもたちが植林体験で植樹したブナ。未来に向けて大きく育って欲しいですね。
JTB公式webサイト
クリーンアップキャンペーン2008(JTBのサイト)
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◆「第108回環境ゼミナール」のご報告
日 時:2008年9月17日(水)17:00〜18:00
テーマ:子どもから大人 いろいろな旅でエコ
講 師:
堀田 正三 氏
株式会社日本旅行 本社 営業企画本部
国内旅行チーム チーフマネジャー
場 所:財団法人日本環境財団
旅行をするには絶好の季節『秋』を目前にした9月、国内大手旅行代理店3社を環境ゼミナール講師に迎えて開催する『エコツアー月間』。
第3回目は株式会社日本旅行の堀田正三氏に「子どもから大人 いろいろな旅でエコ」をテーマにご講演いただきました。
現在、日本旅行で取り扱いをしている商品の中に、まだ「エコツアー」といった言葉はもちろん、「環境教育」という言葉も存在しなかった頃から存在する商品「トムソーヤクラブ(R)」。
新しい世代を担う子どもたち(小中学生)に国内外の友だちと、自然に親しみ、自主性がある、健康で、愛情に満ちた人材に育てたいというコンセプトのとおり、毎年多くの「成長した子ども」を輩出しているようです。
記念すべき昨年の20周年記念イベントでは、アルピニストの野口健氏と富士山の樹海清掃を行ったそうですが、なんとこの企画、立案者は「トムソーヤクラブ」に参加した子どもだち!!
1.5トントラック2台分にも相当するゴミを回収した子どもたちからはあまりのゴミの多さに対するショックと同様に、ゴミを捨てる行為に対する怒りに似た感情もあったようです。
今回のお話で、子どもたちが見たこともないような(デザインが相当古い)空き缶がたくさん回収されたことは、ゴミのポイ捨てが絶えずある現状を目の当たりにした気がいたしました。
何年も先の子どもたちには現在市販されている商品のパッケージは現物ではなく写真で見てもらいたいものですね。
日本旅行公式webサイト
トムソーヤクラブ(R)(日本旅行のサイト)
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