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◆「第47回環境ゼミナール」のご報告 2006年11月1日
 
◆「第48回環境ゼミナール」のご報告 2006年11月8日
 
◆「第49回環境ゼミナール」のご報告 2006年11月15日
 
◆「第50回環境ゼミナール」のご報告 2006年11月22日
 
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◆「第47回環境ゼミナール」のご報告

日 時:2006年11月1日(水)17:00〜18:30

テーマ:企業における地球温暖化対策の現状

講 師:三木 優 氏
       株式会社日本総合研究所 研究事業本部
                    環境価値創成クラスター 研究員

場 所:財団法人日本環境財団

 発展途上国の企業における地球温暖化対策について三木氏にご講演頂きました。
 先進国の温室効果ガスの排出量に関する数値目標が「京都議定書」で設定され、数値達成するための補足的な仕組みが「京都メカニズム」で導入されている。
 しかし、途上国に対しては、数値目標などの新たな義務は導入されていない。
 そのような中、途上国における温室効果ガスの削減に対する取り組みは、証券・商社・コンサルティング・エネルギー会社等が選考して取り組むCDM、再生可能なエネルギーの利用による削減や省エネルギーによる削減等の自主的な削減などがみられるが、現状としては、大多数の企業が具体的な取り組みをするに至っていない。
 今後は、取り組みが遅れている企業が排出権取り引きをどのように活用していくかがポイントである。
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◆「第48回環境ゼミナール」のご報告

日 時:2006年11月8日(水)17:00〜18:30

テーマ:セブンイレブン・ジャパンの環境対策への取り組み

講 師:山口 秀和 氏
       株式会社セブン&アイ・ホールディングス
                 総務部 環境推進シニアオフィサー

場 所:財団法人日本環境財団

 セブン-イレブン・ジャパンで行われている「環境経営」について山口秀和氏にお話を伺いました。
 セブン-イレブン・ジャパンでは、「製造-配送-販売-(消費)-廃棄」の各段階における環境負荷を低減させるべく、画期的な共同配送で工夫して効率化を図ったり、店舗での省エネ対策等にあたられています。
 また、店舗から出される食品残渣に関しては「エコフィード」等の飼料に加工し養豚に役立てています。栄養のある飼料のため枝肉格付成績では上等級が58%という高い割合を占めるなど、有用性は数字にも表れているようです。
 また、養豚で排出された豚糞を堆肥にして大根を栽培し、おでん具材として売り出すことによって循環型リサイクルのネットワーク作りを進めていらっしゃいます。
 セブン-イレブン・ジャパンのこうした取組みは企業における環境対策モデルとして、これからも注目され続けることでしょう。
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◆「第49回環境ゼミナール」のご報告

日 時:2006年11月15日(水)17:00〜18:30

テーマ:循環型社会形成

講 師:白井 達郎 氏
       株式会社産学共同システム研究所 代表取締役

場 所:財団法人日本環境財団

 「循環型社会形成」について白井達郎氏にお話を伺いました。
 循環型社会とは1.リデュース(廃棄部の発生抑制)、2.リユース(再使用)、3.リサイクル(再利用・再資源化)、4.適正処理の4つの方法で取り組むことによって経済活動に伴う環境負荷を少なくすることです。
 産学連携の第一人者でもあり、同時に数々のビジネス開発プロジェクトの経験も豊富な白井氏ならではの、幅広いエピソードを踏まえてご解説頂きました。
 例としては、ゴミ燃焼にガス化溶解炉を使用してダイオキシンの発生を少なくする研究やプラスチック高分子研究、トヨタ自動車におけるサトウキビを使用した部品の開発など、国内の循環型社会に対する取り組みについてのご報告のほか、国外の例としては、ノルウェーでのデポジット方式「リシルク」などのビンの回収方法の利点を上げられていました。
 また、ひとりひとりが環境問題をもっと身近に感じてもらうため、小学生から高校生くらいの若年層に対する啓蒙活動に力をいれていきたいということで、今後も氏の活躍が大いに期待されます。
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◆「第50回環境ゼミナール」のご報告

日 時:2006年11月22日(水)17:00〜18:30

テーマ:食器リサイクルと市民活動

講 師:江尻 京子 氏
       特定非営利活動法人東京・多摩リサイクル市民連邦
                                   事務局長

場 所:財団法人日本環境財団

 ジャーナリストの江尻京子氏に「リサイクル食器と市民運動」についてご講演いただきました。
 多摩地区のリサイクル活動の中心人物であり「ゴミニスト」というユニークな肩書きで『ゴミをテーマにした趣味と仕事の境目のない人』を標榜されている江尻氏は、センター長を務めている「エコにこセンター」で設立総会を開くなど、食器リサイクル活動を「食器回収」「市場の創設」「暮らしの提案」の3つのキーワードを元に全国ネットワークに発展させることにも力を注いでいらっしゃいます。
 現状の「つくる」→「使う」→「捨てる」の流れの中に「戻す」という過程をつくることによって、不要になった食器を産地に戻し、粉砕して陶土を作り原料として再利用するほか、リサイクル活動のノウハウを活かして希望者に販売するというリユース活動のご報告もありました。
 「食器には思い出があることが多く捨てられない」ので再利用をしよう!という発想は市民の目線でごみ問題全般に取り組んでいらっしゃる江尻氏ならではないでしょうか。
 これからも市民活動のひとつとして活発化していきたいということで、「食器回収は『目的』でなく『手段』である」という氏のまとめに今後の展開が期待されます。
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