ホーム | 新着情報 | 団体概要 | 会員情報 | お問い合わせ
 

▲新着情報へ戻る


環境ゼミナール(開催日で検索)


◇2006年開催分のご報告(第21回〜第52回)
 
◇2006年1月開催分のご報告(第21回)
 
◇2006年2月開催分のご報告(第22回・第23回)
 
◇2006年3月開催分のご報告(第24回〜第27回)
 
◇2006年4月開催分のご報告(第28回〜第31回)
 
◇2006年5月開催分のご報告(第32回・第33回)
 
◇2006年6月開催分のご報告(第34回〜第36回)
 
◇2006年7月開催分のご報告(第37回・第38回)
◆「第37回環境ゼミナール」のご報告 2006年7月12日
 
◆「第38回環境ゼミナール」のご報告 2006年7月19日
 
◇2006年8月開催分のご報告(第39回)
 
◇2006年9月開催分のご報告(第40回〜第43回)
 
◇2006年10月開催分のご報告(第44回〜第46回)
 
◇2006年11月開催分のご報告(第47回〜第50回)
 
◇2006年12月開催分のご報告(第51回・第52回)
 
 
◇2006年TOPへ戻る
 
◇過去の活動内容へ戻る
 
◇環境ゼミナール(開催回で検索)へ
 
◇講師一覧 (環境ゼミナール)
 

 

 


◆「第37回環境ゼミナール」のご報告

日 時:2006年7月12日(水)17:00〜18:30

テーマ:紙づくりは森づくり
          〜いつまでも紙が使える世の中であるために〜

講 師:神田 憲二 氏
       王子製紙株式会社 執行役員・原材料本部長

場 所:財団法人日本環境財団

 今回のゼミナールのテーマでもある「紙づくりは森づくり」。
 一見すると正反対な内容と思ってしまいますが、王子製紙で原材料確保に長年従事されてきた神田先生のお話から、そのテーマの重要さを知ることができました。
 日本の製紙産業の歴史は原料確保の歴史でもあります。
 そして、限りある資源を利用するなかで、古紙の積極利用(紙のリサイクル)・木質原料の安定確保(森のリサイクル)は切り離すことのできないものです。
 この2つの課題のなかで王子製紙が特に力を入れているのが、『海外植林=森のリサイクル』です。
 なぜならば、世界的な需要の増大の中で、地球環境と共存しながら紙需要に応えていく為、古紙だけでいつまでも紙を作っていくのには限界がある為、そして持続可能な森林経営による木材資源の確保の為にも海外植林はもっとも必要なことだからです。
 今後のキーワードとなる、持続可能な森林経営。「いつまでも紙が使える世の中」であるためには、作る側だけではなく使う側がもっと紙を大切にする等の心がけも大切なのだと実感致しました。
UP▲

◆「第38回環境ゼミナール」のご報告

日 時:2006年7月19日(水)17:00〜18:30

テーマ:非木材の現状と将来

講 師:守屋 浩 氏
       特定非営利活動法人非木材紙普及協会 専務理事

場 所:財団法人日本環境財団

 非木材とは、『木材繊維を利用する針葉樹及び広葉樹以外の、繊維利用植物及びそれが含有する植物繊維を指し、木本性植物であっても靭皮繊維を主として利用するコウゾ、ミツマタ、ガンピのような木本性靭皮利用植物は非木材』として扱われるそうです。
 『非木材資源』、まだ聞きなれない言葉ですが、私達の生活に今後さらに欠かすことのできない資源となってくるでしょう。
 木材を補完する非木材植物資源。
 地球温暖化問題や資源問題に対処するためにはも欠かすことはできません。
 また、非木材資源は国際貢献にも大きく関わっております。
 発展途上国の未利用地を利用した栽培を通じ、現地住民の雇用問題・産業育成・輸出による外貨獲得等、途上国への貢献にも役立っているのです。
 今回お話いただきました守屋先生が設立された『非木材紙普及協会』では非木材マークを作成しております。
 まず私達消費者にできる第一歩は、この非木材マーク認定商品を選び利用することではないでしょうか。
 便利さや目先の利益にとらわれずに、今後の環境や問題を意識した生活を考えることが必要なのです。
UP▲

 
ホーム | 新着情報 | 団体概要 | 会員情報 | お問い合わせ
Copyright © 2004, Japan Ecology Foundation. All Rights Reserved.