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月例研究会

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◇2006年開催分のご報告  
   
◆「11月月例研究会」のご報告 2006年11月29日
   
◆「10月月例研究会」のご報告 2006年10月25日
   
◆「7月月例研究会」のご報告 2006年7月5日
   
◆「6月月例研究会」のご報告 2006年6月7日
   
◆「5月月例研究会」のご報告 2006年5月10日
   
◆「3月月例研究会」のご報告 2006年3月22日
   
◆「2月月例研究会」のご報告 2006年2月7日
   
◆「1月月例研究会」のご報告 2006年1月26日
   
   
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◆「11月月例研究会」のご報告
 
日 時: 2006年11月29日(水) 17:00〜18:30

テーマ: 戦後日本の興亡

講 師: 熊澤 二郎 氏
       元東京国税局長
       抵当証券保管機構 理事長

場 所: 財団法人日本環境財団
  財団法人抵当証券保管機構の現理事長・熊澤二郎氏に「戦後日本の興亡」についてご講演いただきました。
IMD国際競争力ランキングで1985年〜1993年の間、不動の1位であった日本が、1994年に3位に転落して以降、GNPも米に逆転され最近はユーロ高もあって英にすら追い抜かれている現状。
しかし近代において欧米以外で発展した国は日本だけであり、また、戦後に奇跡の復興を果たした。
そこでバブル崩壊以降凋落の一途を辿る日本において、今必要なのは「教育の再生」なのではというお考えを、日米の宗教、経済、思想などを絡めてお話いただきました。
「成功とは黄金律に従ってかなうもの」というアメリカの成功哲学の例を上げ、「日本は教育で成功した国」としています。現在、政府でも重要課題に上げられている教育改革ですが、「国や経済の成功を握るのは教育」という氏のお考えに、参加者の方々も一様に納得の表情をされていました。



 

 
◆「10月月例研究会」のご報告
 

日 時: 2006年10月25日(水) 17:00〜18:30

テーマ: WTO(世界貿易機関)は開店休業中
       〜先進国の農業補助金と途上国の困窮〜

講 師: 守 誠 氏
       愛知学院大学大学院 経営学研究科 客員教授
       担当 国際取引研究  [ 通商政策&知的財産権 ]

場 所: 財団法人日本環境財団

  先進国の農業補助金が及ぼす影響について守誠氏にご講演頂きました。
2003 年 9 月、メキシコのカンクンで開催されたWTO ( 世界貿易機関 ) の第5回閣僚会議は何らの結論も得ることなく決裂した。その主要要因は「農業補助金」ともいわれている。
例えば、途上国での農作物は栽培コストが先進国の 1/2 にも関わらず、農業補助金が先進国での過剰生産を生み、ダンピング輸出の誘引となって農作物の相場を下げるため、途上国の困窮を招いている。
これらは農業補助金が引き起こす影響の一部に過ぎず、矛盾に満ちた先進国の農業補助金削減問題は早期に解決されなければならない。


                        

 

 
◆「7月月例研究会」のご報告
 

日 時: 2006年7月5日(水) 17:00〜18:30

テーマ : 誰も語らなかった環境学
       〜環境のメカニズムを読み解く〜

講 師 : 竹田 恒泰 氏
       財団法人ロングステイ財団 専務理事

場 所 : 財団法人日本環境財団

 

   『環境』『皇室』とメディアでも注目されております竹田恒泰先生にご講演いただき、沢山の方々にお越しいただきました。
 はじめに、リサイクルについてあまり知られていない現状をお話くださいました。
 リサイクルとは、資源の節約や環境汚染の防止のために,不用品や廃物を再生して利用することです。しかし、リサイクルには通常の工程にさらにリサイクルのための工程を通し、新たに大量の資源を投入しなければならないという矛盾の上に成り立っているます。
 つまり、リサイクルでは真の循環型社会には結びつかないのです。
 竹田先生は、約400年前の日本、江戸の生活こそが理想の循環型社会であるとお話くださいました。江戸時代の循環型社会では、太陽が昇りさえすれば成り立つものだからです。
 今から江戸時代の生活に戻すのは不可能でありますが、資源に依存する現社会あり方のを改め、太陽に依存する率を増やし、小規模経済(地域の活性化)を勧め、リサイクルばかりに気を取られない、等を試みることが必要なのです。
 最後に竹田先生は、21世紀の課題である『環境問題』と『平和問題』、この解決の鍵を握るのは日本であると明言されました。

           


 
◆「6月月例研究会」のご報告
 

日 時: 2006年6月7日(水) 17:00〜18:30

テーマ : 経営における共生と進化
       〜生態系の摂理に学ぶ〜

講 師 : 松行 康夫 氏
       東洋大学経営学部 教授

場 所 : 財団法人日本環境財団

 

   6月の月例研究会には、東洋大学経営学部で現在、教授として活躍されていらっしゃる松行康夫先生にご講演いただきました。
 予定しておりましたご講演時間を大幅に上回り、当財団の理事長を交えて、大変白熱した中身の濃い内容となりました。
 松行先生ははじめに
 「この先、もし人類が滅びるとしたら、それも進化の一つなのかもしれない」
 と仰られ、新しい切り口から経営における共生と進化についてお話くださいました。

                    

 


 
◆「5月月例研究会」のご報告
 

日 時: 2006年5月10日(水) 17:00〜18:30

テーマ : 海の磯焼け防止について

講 師 : 定方 正毅 氏
       工学院大学 工学部 環境化学工学科 教授
       東京大学 名誉教授

場 所 : 財団法人日本環境財団

 

   現在、工学院大学で教鞭を取っていらっしゃる定方先生にご講演いただきました。
 近年、海の沙漠化=磯焼けが深刻な問題となっております。
 海の磯やけとは、コンブなどの大型海藻類が消滅し、石灰藻が岩石や岩盤を覆った状態をいいます。これにより魚類・アワビ等の漁業資源が減少しています。
 先生がお持ちくださった磯焼けの資料写真には、大小の石が永遠と続き海藻類や魚類は確認できず、ウニのみが岩盤に張りついている衝撃的なものでした。また、この磯焼け地帯で取れるウニは食べても美味しくなく、商品にはならないそうです。
 これ以上海の磯焼け・漁業資源の減少が進まない為にも、防止策の確率が求められています。
 定方先生は防止策のいくつかの試みと、その成果をお話くださいました。
 私達の生活に深く関係する海。そこで、今、何が起こっているのかをもっと考なければならないと痛感した1時間30分でした。

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◆「3月月例研究会」のご報告
 

日 時: 2006年3月22日(水) 17:00〜18:30

テーマ : 環境省のこれまで、現在そして未来

講 師 : 水谷 努 氏
       環境省 大臣官房総務課 法令係長

場 所 : 財団法人日本環境財団

 

「入省6年目の若手職員が環境行政の第一線で直に感じた『環境省の本音』」を率直に講演してくださいました
 環境省は平成13年省庁再編により庁から省へ昇格致しました。水谷氏は環境庁としての最後の採用の年に入庁されました。
 庁から省へ昇格したことにより、取り扱う内容も幅広くなり、組織としても変化し、環境問題に取り組む体制も見直されました。
 しかし、昇格はしたものの、予算・人員の増額・増員はほとんどなく、案件のみが増え、職員は激務に追われているのが現状です。
 下記の表を見ると、環境省の人員・予算額がどれほど少ないかは明らかです。

 

定員数
(平成17年度末)
単位:人
一般会計予算額
(平成18年度)
単位:億
内閣府
2,362
56.151
総務省
5,248
158.286
法務省
51,317
6.276
外務省
5,428
6.912
財務省
71,288
204.221
文部科学省
2,200
51.324
厚生労働省
55,319
209.417
経済産業省
8,548
24.859
国土交通省
63,630
63.605
環境省
1134
2.174
メディアにおいても環境問題が取り上げられない日はありません。
 日々問題視される環境について、国の取り組む体制を再び考えるきっかけとなった貴重な研究会でした。
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◆「2月月例研究会」のご報告
 

日 時: 2006年2月7日(火) 17:00〜18:30

テーマ: PCB廃棄物処理の現状について

講 師: 山本 郷史 氏
       環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部
       産業廃棄物課 課長補佐

場 所 : 財団法人日本環境財団

 

PCB(ポリ塩化ビフェニル)は絶縁油、潤滑油等の用途で使用されており、産業においては必要不可欠なものです。その反面、人の健康・環境への有害性が確認され、分解されにくく、広範に環境中に残留しており、その処理は8つの方法がありますが、先進国の中でも日本は処理が進んでいないそうです。EUは2010年に処理を完了。
そのため日本ではPCB廃棄物適正処理推進特別措置法の制定、環境事業団法の一部改正をし、ポリ塩化ビフェニルの確実かつ適正な処理の確保の体系づくりをし、日本環境安全事業株式会社の設立等の具体化が進んでおります。
平成28年までのPCB廃棄物処理を目指して積極的に取り組んでおられます。

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◆「1月月例研究会」のご報告
 

日 時: 2006年1月26日(木) 17:00〜18:30

テーマ: 最近の水環境行政について

講 師: 中島 恵理 氏
      環境省 水・大気環境局 水環境課 課長補佐

場 所: 財団法人日本環境財団

 

環境問題の中でも、特に水湖沼の水質改善に取り組んでいらっしゃる中島恵理氏の講演でした。
住民運動の活発化、関心の高まり、また総務省の政策評価においていも停滞が指摘されている湖沼の水質は、改善に向けた施策の拡充が必須となっており、これまでの対策に加えた湖沼水質保全特別措置法の一部改正がなされ、その概要について解りやすくお話くださいました。
具体的な事例とその湖辺環境の写真、数字で裏づけされた緻密なテータにより、現状の過程、これからの課題と対策をお話くださいました。

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