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健康と環境フォーラム




 

◆第3回 健康と環境フォーラムのご報告

  日  時: 2011年6月29日(水) 17:50〜20:40

  テーマ: まちの再生は「先人の知恵の再検証」から
         〜東日本大震災の復興を考える〜
  出演者: 第一部 講演
            宮 江介 氏(東京大学庭師倶楽部 主任研究員)
        第二部 パネルディスカッション
           《パネリスト》
            佐々木 康行 氏(岩手県住田町出身)
            古積 昇 氏(宮城県岩沼市出身)
            木幡 文彦 氏(福島県南相馬市(旧原町市)出身)
            山本 清龍 氏(岩手大学農学部 准教授)
           《コーディネーター》
            吉田 賢一 氏(株式会社日本総合研究所 上席主任研究員)
  場  所: 渋谷区文化総合センター大和田 伝承ホール(東京都渋谷区)
  参加費: 無料

  主  催: 財団法人日本環境財団

  後  援: 株式会社アルソア本社 特定非営利活動法人美と健康生活を考える会

  協  力: 任意団体東京大学庭師倶楽部
         特定非営利活動法人ジャパン・フォレスト・フォーラム

  プログラム:
   17:30〜      開   場    

   17:50〜18:00  開会挨拶    篠根 肇(財団法人日本環境財団 専務理事)

   18:00〜18:45  講   演    「先地形と生態系と文化から見る先人の知恵と災害対策と復興計画に就いての報告」
                         宮 江介 氏(東京大学庭師倶楽部 主任研究員)

   18:45〜19:00  休   憩
 
   19:00〜20:30  パネルディスカッション  「震災発生から3ヶ月 大震災、今、未来」
               《パネリスト》     佐々木 康行 氏(岩手県住田町出身)
                           古積 昇 氏(宮城県岩沼市出身)
                           木幡 文彦 氏(福島県南相馬市(旧原町市)出身)
                           山本 清龍 氏(岩手大学農学部 准教授)
               《コーディネーター》 吉田 賢一 氏(株式会社日本総合研究所 上席主任研究員)

   20:30〜20:40  閉会挨拶    


 梅雨の合間、猛暑かと思われるような暑さの中、多くの方においでいただき、『まちの再生は「先人の知恵の再検証」から 〜東日本大震災の復興を考える〜』をテーマに、第3回 健康と環境フォーラムを開催いたしました。

 第一部は、「先地形と生態系と文化から見る先人の知恵と災害対策と復興計画に就いての報告」と題し、東京大学庭師倶楽部 主任研究員の宮江介氏にご講演していただきました。
 宮氏は震災後1週間以内に被災地入りし、震災直後の現地の状況を多く写真に収めていらっしゃいました。昔から山と海の境界線に立っていた石碑は、今回の津波にのみ込まれることなく残ったなど、 先人の知恵に驚かされるお話を伺うことができました。先地形と言い伝えと地名には、密接な関係があることが、今回の震災により、改めて思い知らされたとのことです。
 自然は強く、科学や文明が逆らっても、到底かなうものではありません。しかし、自然とうまく付き合い、「先地形にしたがひて」という先人の言葉をもう一度検証しながら、復興計画を進めていくことが大切なのではないでしょうか。


 第二部では、株式会社日本総合研究所 上席主任研究員の吉田賢一氏をコーディネーターに迎え、「震災発生から3ヶ月 大震災、今、未来」と題したパネルディスカッションをしていただきました。
 パネリストには、 岩手県住田町において地元観光の活性化への取り組みを
行っている佐々木康行氏、宮城県岩沼市において人々に笑顔になってもらう
「Smileプロジェクト」を進行中の古積昇氏、原発の被害に苦しむ福島県南相馬市より、現在も他県において避難生活を送る、「相馬野馬追」復興支援団体所属の木幡文彦氏、 そして有識者の立場として岩手大学農学部 准教授の山本清龍氏の4名にお越しいただきました。
 パネリストの皆さまには、震災被害の大きかった3県それぞれからお越しいた
だきましたが、被災地として3県をひとまとめに考えることは出来ないことがよく
分かりました。 被災状況は全て異なり、一つひとつの地域には各々生活者の顔があります。ただし、共通して言えることは、まだ復興の段階ではなく、復旧の
段階であるということだそうです。 今後、それぞれの地域の方の要望をよく聞き、その想いを汲んだ復興を行って欲しいとのことでした。

 災害は他人事ではなく、いつ自分の身に振りかかってくるか分からない。
災害が起こった時に、どのようにするのかを決めておくことが大切だという
メッセージをいただきました。 パネリストの皆さま、ありがとうございました。
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◆第2回 健康と環境フォーラムのご報告

  日  時: 2011年2月14日(月) 18:00〜20:30

  テーマ: 環境と上手につきあう
         〜一人ひとりが考えること。出来ること。〜
  講  師: 田部井 淳子 氏(登山家)
          「山から学んだ環境」
         越智 静香 氏(女優)
          「越智静香のチベタリアンエクササイズ!」
  場  所: 渋谷区文化総合センター大和田 伝承ホール(東京都渋谷区)
  参加費: 2,000円(会員:1,000円)

  主  催: 財団法人日本環境財団

  後  援: 株式会社アルソア本社 株式会社アルソアねむの樹トラスト
          株式会社ビオクラ食養本社

  協  力: 特定非営利活動法人日本ヒマラヤン・アドベンチャー・トラスト

  プログラム:
   17:30〜      開場    

   18:00〜18:15  開会挨拶    篠根 肇(財団法人日本環境財団 専務理事)

   18:15〜18:35           「越智静香のチベタリアンエクササイズ!」
                          越智 静香 氏(女優)
   18:35〜18:50  休憩
 
   18:50〜20:20  基調講演    「山から学んだ環境」
                         田部井 淳子 氏(登山家)

   20:20〜20:30  閉会挨拶    


夕方から降り始めた雪の中、多くの方においでいただき、「環境と上手につきあう〜一人ひとりが考えること。出来ること。〜」をテーマに第2回 健康と環境フォーラムを開催いたしました。

前半は、女優の越智静香さんによる「チベット体操」をご紹介していただき、楽しみながら学べる参加者体験型のフォーラムとなりました。 私達の身体にある7つのチャクラを意識しながら行う基本呼吸法、大地・風・太陽の光などの自然をイメージしながら行う簡単な動きの体操を、皆さまご一緒に行いました。

越智さんは「一番最小の環境は自分の身体。これを整えてあげることが一番大切です。自分が整うと周りの環境も上手く回り、自分の身体が整った人が増えれば、世界が平和になるのではないか。」という考えのもと、チベット体操を広めるために活動していらっしゃるそうです。

基調講演では、登山家の田部井淳子さんにご講演していただきました。田部井さんは、女性で初めて世界最高峰のエベレストに登頂し、さらに7大陸の最高峰登頂にも成功した方です。

テレビ番組の収録で行った北アルプス縦走、どうしても行きたかったという南極大陸への旅、世界最高峰エベレストへの登頂など、世界中の山に登ってきた田部井さんからは、次から次へと興味深いお話を伺うことができました。

現在は世界各国の最高峰登頂を目指すことをライフワークとし、海外の山へ年間100日程度、国内の山へ年間50日程度、出掛けていらっしゃるそうです。 山という厳しくも美しい自然の中にいると、「人は生きているというより、生かされている」と感じるそうです。こんなに美しい自然を汚してはいけない・・・という気持ちが自然と湧いてくるとのこと。実際にご自身の足で歩いてこられたからこそ、説得力のあるお話を伺うことができました。
田部井淳子オフィシャルサイト 
MJリンク ”自然に親しみたい”20〜40代女性のネットワーク。呼びかけ人=田部井淳子(登山家)
越智静香運営 チベット体操!世田谷教室
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